「三振してもいいから思いっきり振れ」について

三振……それは勲章。絶体絶命のピンチをもろともせず正面から戦った男の証。その勲章が多ければ多いほど別の勲章も多いハズだ。

さてさて、今回は「三振」についてお話しましょう。(今回、感情に任せて書きなぐった感があるので、お急ぎの方は一番から読んで下さい。まとめてあります。)

思い起こせば少年のころから、コーチや監督に「三振するn……」

あれ??

言われたことねぇ……

??




不思議に「三振するな!」とは言われない

「三振してもいいから思いっきり振れ!」「次は決め球がくるゾ!」とは言われます。

「三振してもいいから……」の言葉の内に、はたしてどれほど本当に三振してもらってもいい気持ちが含まれているのだろうか?

たぶん、気持をそのまま書き表すならば……

「(2ストライクに追い込まれて、体が委縮してしまっているだろうから、気分をほぐらせるために)三振してもいいから思いっきり振れ!(と言ってみたものの、ここでタイミング良くホームランでも打ってくれねぇかなぁ……)」

ってな感じでしょうか(笑)

選手・コーチ・監督、誰一人として三振してもいいとは思っていない。ここらへんに野球の妙とやらがあるのでしょう。

話が見えてみませんね。申し訳ないです。気持ちを一言で表しましょう。

「三振という不利益はホントにでかいのか?」

ということです。

直球に言えば

三振をビビり過ぎ

ということになるでしょうか。

僕のいつも通りの考え方からいくと「三振という不利益」と「三振という不利益を超える利益」を比べてみて、利益の方が多いのであれば、(大げさに言えば)バンバン三振すべきだ、ということです。

常識的に考えて「そんな二者択一なんてできねぇぜ。俺はスマートに三振の不利益と利益のバランスがとれるようにするよ」ってな感じになりまして。多くの野球・ソフトボール選手の考え方・行動になるわけです。簡単に言うと、今の僕でありアナタのプレースタイルです。

三振の不利益……自明のこととして、うっちゃっておいて宜しいでしょうか?はい、畏れ入ります(汗

三振の不利益を超える利益……ここをもっと考えないといけない。大きな利益として「フルスイング」があると思います。

2ストライクからフルスイングできる選手は、そんなに多くないでしょう。おそらく94%くらいの力で、ギリギリスイングを調整できるくらいになっていると思います。

三振するくらいなら、しょぼいスイングでもバットに当てた方がマシ。できるだけ、スイングがしょぼくならないようにする。これが常識。

ならば、だ。

ならばですよ?

なんで2ストライクになるまでになんとかしなかったの?

最低限、2回はフルスイングするチャンスがあったのに……

ごめん、もう一つ。

「無意識に1・2ストライクでも94%くらいの力でスイングしてるんじゃない??」

これが大きな発見ですよ。確かに力いっぱいスイングすりゃいいってもんじゃないけれども、無意識に2ストライクじゃなくても2ストライク用のスイングになっちまってる事に最近気が付きました。三振の不利益を人一倍ビビってます。

さてさて、何を話したいのか全くわからなくなってしまいました。まとめましょう。

・三振をビビって、大事な何かを忘れてないかい?

・2ストライクがピンチならば、ならないようにすれば
いいのに……

・当たり前を疑え!

特に最後の事を強調しておきましょう。当たり前を疑え。一回、自分のフィルターで濾過してみよう。

それにしても、感情に任せて書くとロクなことがない(笑)お酒の席での話の展開にそっくり(汗







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