ストライクを多く取るキャッチングの極意はミットの固定にある、と思ってキャッチャーをしています。が、本当にそれは正しいのか?再度学んでみたいと思います。
今回参考にした動画はこちら。
[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=agolY5p1qZQ”]
20分超のボリュームのある動画なので、じっくりご覧ください。
谷繁、古田のキャッチング極意とは
ストライクを多く取るには、どのようなキャッチングをすればよいか?その答えを極意という言葉で説明しています。
谷繁選手の極意
ミットは動かさない
古田選手の極意
捕球のタイミングを合わせて体ごとミットをもってくる(外から内へ)
同じキャッチングなのに、ミットを動かさないの?動かすの?とハテナですが、答えは動かさないです。ストライクを多く取る=ミットを動かさない(動かさないように見せる)ための方法が谷繁選手と古田選手では全く違うのですね。
なぜ、ミットを動かしてはいけないのか?両選手がボールになるキャッチングについて話しています。
ミットが流れる
キャッチャーの捕りそこないでのボール
外のボール、低いボールを捕るときになりがちなのが、不用意にミットが動くことです。6:20で古田選手がミットが流れると表現していますね。このようなキャッチャーの捕りそこないでのボールがあるということを両選手が話しています。
この捕りそこないをいかに少なくするか。その方法こそが、両選手の話している極意にあるのです。
外のボールの捕りそこないを防ぐには
外のボールは谷繁選手であれば、ミットを動かさないようにして、ミットが流れるのを防ぎ、古田選手であれば、外から内にミットを持ってくることでミットが流れるのを防ぎます。
低いボールの捕りそこないを防ぐには
低めのボールはより細かな極意を話しています。古田選手であれば6:50で話している通り、肘を上げることで、下から上へのミット操作を可能にし、ミットが流れることを防いでいます。谷繁選手は3:25で親指をチュっと上げてやるイメージと実演している通り、親指を上げることでミットが流れるのを防いでいます。
まとめ
キャッチャーはただ漫然と捕っているのではなく、実はこのような細かな技術を駆使しているのですね!すぐにマスターするのは難しいかもしれませんが、ストライクを多く取るにはどのようにキャッチングすればよいか、と考えながら練習するといいですね。
ちなみに僕は古田選手に憧れてプレーしていましたが、やってることと考えてることは、まるっきり谷繁選手寄りでした。
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