一歩前進、二歩後退

「ニコ、外野手は前寄りに守るんだぜ。ポテンヒットに対応できるようにね。」

このことを聞いたのは、おそらく高校生のときだったと思います。僕、内野手だったのに、なんで外野の守備について監督にレクチャーを受けていたんだろう…

それはともかくとしまして、最近、このことについて疑問を感じ始めました。以前、書いた守備位置の記事も見ていただきたいのですが、僕は守備位置を打者の最大飛距離に合わせてとっています。つまり、後寄りです。

なぜ、後寄りにしているのか?僕はこう考えています。




守備位置を最大飛球距離に合わせる理由

1、後のボールを追うより、前のボールを追う方が格段にスピードが速いから

2、後を抜かれたら、三塁打だが、ポテンヒットは二塁打になることすらほとんどないから

まず、1についてですが、後ろのボールを追うにはボールを見ながらナナメ走りか、ボールを見ずに全力疾走してから、ボールを確認することになります。ナナメ走りは速くないですし、全力疾走の後にボールを確認するのも、一手間です。その点、始めから後にいれば、前のボールはただ全力疾走して捕球するだけとなります。

2は、文字通りなのですが、ポイントはポテンヒットはそんなに多いのかということです。ポテンヒットを外野越え三塁打はどちらの方が多いのか、どちらの方がピッチャーの精神的な負担になるのか、どちらの方がイヤなのか。チーム事情、その他もろもろの要素によって変わってくるでしょうが、僕は単純に外野越えよりポテンヒットの方が許せるので、後寄りにいます。

僕は生粋の外野手ではありません。他の外野手がどう考えて守備位置を決めているのかも知りません。でも、案外、存外僕の考えが正しいと思うのですが…どうなんでしょう??







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