振らない逃げ!?

振り逃げ…それは、地獄における一本の蜘蛛の糸。なんとかして生き延びようとする人間の本性をムキ出しにした、野球の血泥である。

以前から、振り逃げをどう戦術に結びつけるか考えていました。

結論として、2ストライクに追い込まれた時、確実にキャッチャーが捕れないような、投球をしたときにわざとスイング、三振して振り逃げをする。というのを考えていました…

んが、現実的に考えて、いささか実用の頻度も高くなさそうだし、けっこう風当たりの強い戦術になりそうだったので、お蔵入りにしようとしています。

それはともかくとして、先日面白いことがありました。




幻の秘奥義「振らない逃げ」のすべて

2ストライクに追い込まれ、3ストライク目のど真ん中の球に手がでませんでした。

どうしたことか、キャッチャーがキョロキョロしています。捕球し損ねて、かつ、球を見失っていました。本能的に僕は一塁へ走りました。

みんな不思議そうな顔をしています。

「アイツ、スイングしたか??」

そうなんです。見逃しなんです。ただ、キャッチャーがキョロキョロしてたから、走ってしまったんです(笑)

審判はアウトを宣告しましたが、やっぱりなんかあるようで審判団で相談していました。少しして、一塁に戻るように指示されました。振ってないのに、振り逃げ成功です♪

スイングしてないのに、振り逃げはできるのか???振り逃げのルールを確認してみましょう。

公認野球規則では、打者がアウトになる条件として

「第三ストライクと宣告された投球を捕手が正規に捕球した場合」

と示されているらしいです。

ということは、必ずしもスイングをする必要はない、ってことなんですねぇ。ただ、ど真ん中の球を正規に捕球できないっていうのが、あまりないので、今まで振らない逃げを体験できなかったんですね♪詳しくは、ウィキペディアに載っていますので、そちらを
参照なさってください☆

審判にアウトを宣告されるまで塁に居座る男★







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする