イップス治療の個人的感想

今回は、イップスの治療について個人的な感想を述べさせていただきます。少々、批判がましくなることもあると思いますが決して、悪意ではありません。あくまで個人的な感想です。

僕が批判した(するであろう)方法で、イップスを克服された方もいらっしゃると思います。その方々には本当に申し訳なく思います。ごめんなさい。今回は、治療法を参考にしたサイトの参照は控えさせていただきたいと思います。お許し願いたく存じ上げます。

最高の結果を求めたり、深刻に考えず、アバウトな気持でプレーをする

趣味でされる方はいざ知らず、高校生や中学生の方にそういうのは酷であると思います。試合で最高の能力を発揮したい願望を抑えることは難しいでしょう。アバウトな気持ちでプレーする(深刻に考えない)ことができる人なら、そもそもイップスになっていないんです。野球人にめずらしく(?)繊細な、デリケートな人がなるんです。そのような人たちに「いいかげんでいいんだよ」というのもちょっと難しいのでは、と感じます。

頭と体に正しいフォームを覚えさせる必要があると思います。

基礎のフォームを見直し、肩と腕の力を抜き、リリースポイントを一定にする。そして、シャドウピッチング→ネットなどへの投球→気心の知れた相手への投球、とステップを踏んで行く方がよいと思います。

いいんじゃないでしょうか♪特に、気心が知れた相手への送球というあたり(笑)おそらく体験者の方なのでしょう。野球に慣れている人ほど、キャッチボールは塁間か遠投かに終始してしまいます。イップスの方は力の微調整が難しいので、10メートルくらいの距離のキャッチボールを重視するとよいかもしれません。

最初は、腕を振る程度から、徐々に力をこめて。イップスは苦手な人に投げるときにもでますので、気心の知れた人と二人三脚でやっていきましょう。

個人的には、ピッチャーでない人もピッチングをすると良いと思います。全力で数十球投げた後は筋肉もほぐれ、肩の可動域も広くなっているように感じるでしょう(ムチがしなる感覚)。こうなれば、自然と力を抜いてもいいボールがでるので、無理に力の調整を考えることはありません。要は、キャッチボールをおろそかにしない、ということですね。

球筋をより多く経験して投球イメージを植えつけること

植えつけても、実際うまく投げられないから困ってるんです…

「イップスでさ、変なところへ行っちゃうんだ」と伝えておいたりすると気が楽になり不思議と治ったりします。

こういうことが言える人=気心が知れた人ですね。その人と二人三脚でイップスを克服していきましょう。

やはり、気心が知れた人が一人でもいると気が楽ですね。チーム全体がイップスについて理解を示してくれたら最高です。そういうチームならイップスにはならないでしょうけど♪

一人で悩まないでくださいね。イップスは誰にでも起こるものですから。僕の体験が少しでもあなたの役にたてればうれしく思います。

あなたがより良い野球人生を送れますように♪







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