走塁専門職アンタッチャブルその9

前回の続き

キャッチャーは認識を新たにしていた。

このルーキーは油断できない。

決して、ペースをつかませてはいけない。

予想外の動きはさせない。キャッチャーは選択した。

キャッチャー「むうぅぅうんっ!!!」

横一閃、光の束が99を襲う。

狙ったのは膝の高さだった。

キャッチャーの意図はこうだ。

一発目で、ジャンプさせる。

二発目で、動きがとれないところを仕留める。

99「はっっ!!!」

キャッチャーの意図通り、99はジャンプして避けた。

走塁専門職アンタッチャブルその10







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