走塁専門職アンタッチャブル

遠い未来のお話。
とある試合の世紀の大誤審により、審判システムの根本的な見直しが議論された。
結果、審判のジャッジは機械で判定されることとなった。
それに伴い、選手のユニフォームにはセンサーが取り付けられることとなった。

タッチ判定装置

その名の通り、タッチがされたかされていないかを感知する装置だ。
この装置が走塁の新たな戦術を生んだ。




『タッチプレーは装置センサーの反応の有無によって判定を決める』

このルールにより、タッチプレーはいかにタッチを避けるかに重点がおかれることとなった。
例えば、スライディングの途中で軌道を変える手法はランナーの基本技能となった。
身軽な者はジャンプによりタッチを避けた。
走塁が試合を左右するという認識が生まれ、走塁技術向上の熱が高まった。
そして、走塁専門職が生まれた。
彼らは、身軽さと素早さに特化したいわば走るために生まれてきた者だった。
その身軽さと素早さは、常人の身体能力をはるかに超えた。
タッチされないこと。これが彼らの存在意義。
人はその走塁専門職をアンタッチャブルと呼んだ。
それは遠い未来のお話。

次、走塁専門職アンタッチャブルその2

ちなみにアンタッチャブルの元祖はイチローといわれている。[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=WG5KSi1NewM”]







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