エラーしたときの対応

野手がエラーをするなんてことは多々あることだ。
プロ野球でさえ、スコアボードにE3(エラー三つ)と表示されてることも珍しくない。前回、野手のエラーの痛さについてお話したが、今度はその対応策についてお話したいと思う。




エラーしたときの対応あれこれをパーセンテージで表してみよう

・グローブを見て首をかしげる86%
・エラーのリプレイをしてみる90%
・下を向く30%
・上を向く3%
・やたら大きい声を出す12%

僕の勝手な思い込みパーセンテージだが、そう間違っていないと思う。

さて、エラーしたときグローブのせいだったことが、はたしてあったのだろうか…僕の記憶する限りない。断じてない!なのに何故グローブを見てしまうのか。責任をグローブになすりつけているのだろうか?それで気分が良くなるならまだしも、まったく意味のない行動ではないのだろうか。

エラーのリプレイをする。実際に体を動かしてみたり、頭の中で想像することを意味するのだが、これもやめた方がいいだろう。エラーとは日頃できてるプレーを失敗することをエラーというのであって、体を動かさずとも体に染みついているのだから、わざわざ確認することもない(体をほぐすためなら可だが、その前に体をほぐしてから試合に臨みましょう)
頭の中で想像しても、結局は落ち込むだけではないのか?それなら反省しない方がチームにとってまだいい。

下を向くなんてもってのほか!周りの野手にも影響しかねないし相手チームが調子にのる。下を向きながら頭でエラーをリプレイしてグローブをなでまわす。最もやってはいけない行動だが、やってしまう行動である。気を付けたい。

とにかく言いたいのは、エラーすることがいけないのではなくて気持ちがヘコむことがダメなのだということだ。確かにエラーは痛い。ランナーは溜まるし、失点にも結び付きやすい。だからといって、落ち込んでしまえば、エラーを誘発する確率も高くなるしチームの士気は落ちるし、ともすれば攻撃にも影響がでるし、いいことなんて何一つもない。

はっきりいって、エラーを気にしてるのはアナタ一人ではないのでしょうか。はっきり言おう。あなただけだ。チームのみんなは、次のことを考えている。そんな中、一人で落ち込んでいるのは、楽しくない。みんな次のプレーでは見事にアウトを取ることを信じている。
そして、アウトを取った時、みんなは自分がアウトを取った以上に喜んでくれるだろう。よくやった!と。そのみんなの気持ちに応えるためにも、爽やかにアウトカウントでも叫んで、がっちりいこうぜ!なんて声を掛け合って、たまに、お前ががっちりしろっ!!なんてツッコミをうけて気分を高揚させたままプレーをするのが一番だ。

結果、エラーの影響を最小限に食い止めることができるだろう。エラーをしてもヘコまない。誰かがエラーをしたら、気分を乗せてあげる。当り前のことかもしれないが、もう一度初心に戻ってプレーしてみると、ソフトボールの奥深さを再認識できるかもしれない。

エラーしたときはみんなが助けてくれます♪







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする