2015/02/09加筆
今回は盗塁についてです。盗塁は一人でするものと思われがちですが、打者と協力することで、その成功率をあげ、また、バリエーションも多くなります。
三塁への盗塁を打者の協力で盗塁の成功率をアップさせよう
ランナー二塁のとき、打者がバントをすれば、下図のように野手は動きます。
三塁手……電池
遊撃手……ボビン
(なぜこのような微妙な人選になったかは、僕のセンスです)
図の通り、三塁手はバント処理のため前へ、遊撃手は三塁を空けないように入ります。
ここで、いくつか戦術が生み出されます。
バスターで盗塁を助けよう
いわゆるバントの構えからのヒッティングをいうのですが、このケースの場合、遊撃手のポジションが空くので、ショートゴロを打てばヒットになります。
(加筆)
『私が見た最高の選手、最低の選手』 野村克也 東邦出版
ドン・ブレイザー氏のエピソードが、この場面に重なって、なかなか僕も考えてやってるな、と、うれしくなりました♪
(以下、エピソードです)
ブレイザー「エンドランのサインが出たとき、打者は何を考えるべきか?」
野村克也「ゴロを打つ、空振りはできない」
ブレイザー「それだけか?一塁走者が走ったら、二塁手か遊撃手のどちらかが
ベースカバーに入る。どちらが入るかを読め(そして空いたところに打て)」
(エピソード終わり)
三塁が空くタイミングを見極めよう
次に、今回用いた、三塁への盗塁です。遊撃手がそこそこのレベルにあるときは、打者がスイングしてから三塁に入ろうとします。この場合、バスターが不発するおそれがあります。
遊撃手が打者のスイング状況を見てから、三塁に入るタイミングは、盗塁阻止のタッチの時間などを考えると、けっこうシビアになります。ここを狙って、盗塁するのです。
打者に一球目をバントで様子を見てもらおう。
その時の、三塁手、遊撃手の動きを見て、勝者は盗塁するかどうか決めればよいでしょう。僕の場合も打者がバントで様子を見た時に、三塁手、遊撃手が微妙な位置にいたので盗塁しました。
足を絡める戦術はいいですね♪試合が引き締まるというか、プレーにコクが出るっていうか。ただ、相手チームには控えめにお願いしたいものです(笑)
走る~ 走る~ 俺だけ~♪(爆風スランプ調)平均年齢、50近くのチームに全員で走れというのはコクというものです(笑)