ヤジと品格

小学生の時からソフトボールを始めた僕。今でも一番心に残っている教えは、ヤジを飛ばすな、ということです。

小学生の時のチームははっきりいって弱かった。でも、プレーはクリーンでした。監督、コーチ、そして親たちの温かい目が行き届いていたおかげです。今でも、ヤジは飛ばしません(めったに)




ヤジの名人

ただ、我らがファミリーズにはヤジの名人が多くいます。彼らのヤジは不快になるどころか、試合を楽しくしてくれます♪彼らのヤジとはどのようなものなのでしょう。

「いよっ!そんなプレー見るの10年ぶりやぞ!!」
「次は捕ったってや~♪」
「うまいやんけっ!いつ練習したんや?」
「おいおいおい、そんなん捕ったら勝てへんやんけ!!」

などなどなど。数多くあるのですが、そのどれも個人の人格を否定しないヤジなのです。

たいてい、ヤジは相手の失敗に付け込んでプレッシャーをかけるものなのですが、ファミリーズではそんなヤジはめったに聞きません。あるのは、プレーを面白おかしく褒め称えること、それだけなんです。

ヤジ名人のヒゲさんに先日聞いてみました。なんでそんなに敵味方問わずヤジを飛ばすのかと。ヒゲさんは笑って答えました。

「ヤジ??あんなんヤジのうちに入らんで!(笑)……中略……まぁなぁ、試合の相手もウチもみんなオッサンやろ?けっこうヒマ見つけて来てんのよ。せっかく好きな野球すんねんから、ええプレーは褒めたらなアカンわ。…じゃないと来てくれんから試合でけんし…試合にだけ集中してもしゃあないやろ?勝ち負け以上の楽しみってあるんちゃうん??……おらぁ~!バチっといかんかいっっ!!!……(ヤジに夢中)」

なるほどねぇ…ときどき相手のチームの人に「君のチームと試合してたらおもろいわ♪」と言われます。ホントにうれしい♪ある意味プレーを褒められるよりも。

プレーに集中するのもいいですが、相手にヤジを飛ばしてみるのもいかがでしょうか☆

ヒゲさんにヤジられて、ときどきヘコむ僕です♪
「お前の打撃、寒いのぉ~!」
「(相手野手に)もっと前に寄ったって、そこまで飛ばへんから!」







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