筋肉、筋肉、また筋肉。野球やソフトボールをプレーするにあたり、身体のビルドアップは技術の向上と並び大切なものです。では、筋肉を付けるにはどうしたらよいのか?今回は、食事のお話をしましょう。
筋肉はあればあるほど良いのか
ひと昔は過剰な筋肉は身体の動きが鈍くなるから、筋肉モリモリになりすぎない方が良い、と言われていましたが、現実にはアスリートの方々は考えられないくらい筋肉モリモリです。今活躍中の選手のルーキー時代の映像を見ると一目瞭然、まず身体の大きさが違います。アスリートには隆々たる鋼の筋肉が必要なのです。
筋肉モリモリになるにはどうすればよいか
腹筋、背筋、腕立て伏せにはじまり、鉄アレイ、バーベルと筋肉に負荷をかけて強くすることは、まぁ言われなくてもわかりますね。これまで、トレーニングチューブや、インナーマッスルのお話をしてきましたね。今回は食事のお話をしましょう。
現役でプレーをされてる方はすでに感じてると思いますが、食べても食べても身体が大きくならねぇよ!という悩みがあります。日々消費するエネルギー量が常人より多いのですから、当たり前といえばあたりまえなのですが。要するに、身体をどんどん大きくするには、消費するエネルギー以上を食べなければなりません。
ただ、食べるだけなのですが、一部では一番しんどい練習と言われるように、本気でやると苦痛を伴いかねないものになります。
効率よくタンパクを得るためにプロテインを使うのも良いのですが、中には、自分はナチュラル志向だから、とか、僕のように月々のプロテイン代ないよ!という方もいるかもしれません。そんな方には僕も現役中にやっていた、きな粉を紹介したいと思います。
きな粉はプロテインの代わりになるのか
大豆を粉にした、おなじみの黄色い粉、きな粉。大豆は畑のお肉と言われるくらい、優れた栄養をもつ食品です。スーパーに行けばどこでも手に入れられますし、プロテインと比べると安いです。これが、プロテインの代わりになるなら、まぁ、ありがたいものです。ちなみに僕は、きな粉だけではないですが、現役時代に5キロのビルドアップに成功しました。まぁ、筋骨隆々としたステキな身体でしたよ♪
さて、きな粉は栄養的にはプロテインの代わりになるのか?今回はプロテインの老舗SAVAS(ザバス)発売のタイプ1ストレングスなる瞬発パワー系アスリート向けのプロテインと栄養を比べてみましょう。
エネルギー、たんぱく質を比べよう
きな粉【エネルギー 91.7キロカロリー】【たんぱく質 7.4グラム】
SAVAS【エネルギー 83キロカロリー】【たんぱく質 15.6グラム】
脂質、炭水化物を比べよう
きな粉【脂質 4.9キロカロリー】【炭水化物 6.5グラム】
SAVAS【脂質 1.4グラム】【炭水化物 1.9グラム】
アスリートに必要な成分を必要なだけ取れるように作られたプロテインだけあって、栄養が洗練されていますね!きな粉は自然なままを活かしたミネラルに注目です。
カルシウム、鉄、マグネシウムを比べよう
きな粉【カルシウム 52.5ミリグラム】【鉄 1.9ミリグラム】【マグネシウム50.4ミリグラム】
SAVAS【カルシウム 192ミリグラム】【鉄 4.8ミリグラム】【マグネシウム96ミリグラム】
いずれも一食分21グラムあたりの栄養分です。
さてさて、量からいえば、きな粉の方が少なかったですね。まぁ仕方ないですね。逆に言えば、少ないけれども、プロテインと同じような栄養分が含まれていると考えれば自然なプロテインとしておいしくいただけるのではないでしょうか!若い方は、細けぇこたぁ考えずに、口に入るもんをガンガン食えばいいんだよ♪と、これまでお話したことをひっくり返すようなオチにして、お開きにしましょう。
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