前回の続き
キャッチャーは認識を新たにしていた。
このルーキーは油断できない。
決して、ペースをつかませてはいけない。
予想外の動きはさせない。キャッチャーは選択した。
キャッチャー「むうぅぅうんっ!!!」
横一閃、光の束が99を襲う。
狙ったのは膝の高さだった。
キャッチャーの意図はこうだ。
一発目で、ジャンプさせる。
二発目で、動きがとれないところを仕留める。
99「はっっ!!!」
キャッチャーの意図通り、99はジャンプして避けた。