グローブを大切にするな!(逆説)

グローブの手入れに関する記事をいくつか書きながらこんなことを言い出すなんて(笑)あくまで、ヘソ曲りの逆説としてお聞きください。。

「グローブを大切に」ソフトボール・野球をする人ならば何百回も聞いたことがあるだろう。。。コーチ、監督プロの選手、誰でもそう言っています。果たしてホントにそれは正しいのか???




あくまで逆説、グローブを大事にするな

「グローブは手の延長」これも耳が腐るほどよく聞く言葉です。グローブは手と同じだから大切に扱いなさい、くらいの意味なんだろうが、もし手の延長ならば、なんでこれほど大切にしてるのか。グローブと同等のケアを自分の手にもしているのだろうか?してないだろうなぁ。。。

また、やれ型がどうだの、メーカーがどうだとか、よく話題にしますよね。自分の手のここがいい、なんて一度でも他人に話したことがあるのだろうか???

グローブ=手と大層なことを言いながら、結局は道具としてしかグローブを見てないんですよね。(僕のことを言えば、グローブは人一倍気を遣って大切にしています。あまりに大切にするあまり最近では信仰心に似たものすら芽生え始めています(笑)あくまで逆説ですので!)

しかし、小学生の時はどうだったか。

今思えば、ヒドイもんでしたよ。使ったら使いっぱなし。平気で投げる。尻に敷く。ときどき雨ざらしにする。。。最高にヒドイ。でも、僕にとっては最高に使いやすかったんですね。

確かにグローブは道具って意識でしたよ。でも、何も考えて無かったですね、実際。ホントのところ、口が閉まりさえすれば何でもよかったと思います。

結局、そのグローブは高校2年生まで使っていましたが、寿命により、今のグローブになりました。と、同時に神がかり的な守備は消え失せたと感じています。道具にこだわるようになってしまったからです。

小学生のころのグローブは道具でしかない、と考えていた時にグローブ=手の延長を体現し、高校生のときのようにグローブ=手の延長と考えていた(いる)時の方がグローブを一道具に貶めていた(いる)とは、なんとも皮肉な話です。。。

もう、小学生のころのように、グローブを意識しないなんてことは、もうムリかもしれない。たぶんムリだろう。今の僕にできるのは、精一杯グローブの世話をして、野球の女神さまに良いプレーができるよう、お祈りすることだけだ。

今、せっせとグローブを磨いています♪







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