神技、セーフティスクイズ

スクイズ…それは魂と魂の衝突。野球のエキスを凝縮した、最も刺激的で甘美なプレーである。

今日はその中でも、神技といっても過言ではない(過言?)セーフティスクイズについてお話しようと思います。




セーフティスクイズとは

セーフティスクイズとは簡単にいうと、打者がストライク球だけを選んでスクイズするものです。ランナーはスクイズする瞬間にスタートします(僕なんかは、バットに当たってからスタートしてましたが)こうすることで、スクイズで空振りしたときにランナーがアウトになるのを防ぐことができます。

しかし、これが大変難しい!ランナーは三塁なので、横からストライクを見分けないといけないし、スタートも遅めなので、ピッチャー前のバントになるとほぼアウトです。バッターの巧妙なバント技術とランナーの卓越した走塁があいまって生み出される神技なのです。高校時代のチームは結局マスターできず、ノーマルスクイズを多用していました。

今年の甲子園で、どのチームか忘れましたが、セーフティースクイズを多用していたチームがありました。よっぽど練習したんでしょうね。相手は嫌だったでしょう。簡単にストライクを投げたらスクイズされるし、ボールを投げたらランナーがたまるし…精神的に圧迫感のある戦術だと思います。

これから、スクイズといえばセーフティスクイズが主流になる日がくるのでしょうか。リスクが少なく、圧迫感が与えられる。練習は必要ですが優れた戦術だと思います。でもね、やっぱりスクイズはノーマルタイプがこれからも主流だと信じています。だって、華があるでしょう♪多言は無用。日本人ならわかるでしょ☆(笑)

スクイズのサインは、バットでカカトをコツコツする、な!
(高校時代のある練習試合にて)







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